今更ながら書くのが恥ずかしくなってきましたが、前回の続きです。

世の多くのものは細分化することができます。こと性癖に関しては果てが見えない程です。

寝取り/寝取られなど、愛好者でないものからすると同じように見えるものでもその道を征く人からはそもそもジャンルとして違う、同じにするなど言語道断というものからフェラ/イラマチオのように派生していくものなど様々。

その中から自分の好みのものだけを抽出し、最高を求めていくのは至難です。

前置きが長くなりましたが、100を求めると難しくとも70ぐらいのもので妥協して食べてみても意外と悪くはなかったりするものなのです。

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という訳で寝取られに比べてどうにも不遇な寝取りゲーのこちらです(ミドルプライス社会人モノ)。

しょーじきハイクオリティであるか? と問われると否と答えるしかないのですが、及第点のグラフィック、安定したボイス、使用に耐えうる尺、そこそこの寝取り感と総合力を見ていくとこのジャンルでは現状トップクラスの作品かなぁと思っています(それだけ供給がない砂漠ジャンルとも言えますが)。


本作には過去に主人公による凌辱歴のある人妻ナース、人妻女医、彼氏持ち事務員の三ヒロインがいるのですが、この事務員(CV鈴谷まや)のルートが良い感じに寝取り感出ていて良かったなと。

どのルートも媚薬を使ってエロい気分に傾けてから落とすという難点こそありますが、有能冷酷風の主人公が恩の押し売りと口八丁で強引に関係を持ち、継続的に彼氏を裏切らせてやがては完全に服従させるという流れをそこそこ頑張って描いていました。

なのでこの性癖を持つ方にきちんとオススメすることが出来る数少ない作品かなと思っております。

というかほんと寝取りに飢えているので他にオススメあったら教えてください……。

事務員との初セックスが飲みからの泥酔~媚薬を添えて~→ラブホ連れ込み→襲うなのも媚薬以外はツボでしたし、キャラクターを全員社会人にしたのもGOOD。

寝取りルートの出来としては事務員>>>>女医>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ナース。

女医さんも貶す程ではないですが、絵が不安定で堕ちるのが早すぎるのでこの評価。

絵が一番安定していて軽くはあるものの完堕ちまでギリギリで踏ん張る事務員は本作では最高と言えるでしょう。
お前のオンナを寝取ってやるは事務員ゲーと言っても過言ではないです。ナースは論外。


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一言で言うならフェラにそこまで関心がない人が作ったフェラゲー。
こう言うとクソゲー感半端ないですが、フェラシーン自体の量は多く原画もジェントル佐々木先生を連れてきています(但し、単独原画ではない)し、声優陣も御苑生メイさんを始めちゅぱ音に定評がある人が多いのでメンツ自体は手堅いです。


ストーリーも財閥の御曹司が金と権力と体質である媚薬効果がある精液を用いて花嫁候補の女学生を手篭めにしていくという王道(同じフェラゲーで言うならご主人様だ~いすきを黒い雰囲気にした感じ)。

主人公に付き従うメイド(というか秘書)もいるのでその辺の奉仕シチュエーションが好きな方には中々刺さるのではないかと思います。
非常に残念なことにメイドとはラストで恋仲になるせいで主従関係が崩れるのがクソですが。

フェラ/独占(名前変更もある)/奉仕/力で服従させるシチュが好きな方にオススメです。

個人的にはこの辺の設定がツボだったのでそこそこ満足はしたのですが、不満点も結構あります。

・「こだわりのフェラ描写」とか言う割に基本的にフェラは本番の前座という扱いなこと。
媚薬精液を使って女を落とすという設定も合わさり、とにかくじっくりフェラさせて愉しむというよりはさっさと射精するための道具でしかないように見える。

・口内射精よりも何故か顔射が多いこと。
これは人によってはプラスかもしれませんが、精液飲み込むまでがフェラチオですマンとしてはマイナスでした。そもそも媚薬精液設定あるなら飲ませた方が効果ありそうじゃない?

・ジェントル佐々木先生ではない方の原画がやや不安定。

・回想シーンが前戯系と本番セットでワンシーンに纏められているのは良いが、サムネ画像が本番のものだけしか表示されないのでフェラで致したい時にかなり不便。
戯画のようにマウスオーバーすると差分が表示される形式か、七ふしぎのようにシーン選択時に該当シーンで使われるCGが全て表示されるようにしてほしかった。

こんな感じですかね。


◆ ひ・み・つ
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知る人ぞ知るスカゲーの名作。
古い作品なので尺はやや短いですが、本作がその筋で伝説になっているのは拘り過ぎて頭おかしいのではと思うSEとグラフィックなんでしょうね。


まあ一発目の記事で恐れることなく、スカに言及した私でもやはり羞恥の心はあるので柔らかく言いますが、その……ブツの硬さとか状態によってモザ有りとは言えグラフィックとSEをその都度変えてるんですよね(畏怖)。

しかもやたらとパターンが有る上に地面とかに落ちたときのSEまで専用で用意してある拘りぶり。
この辺りが無駄にリアルなせいでヒロインの羞恥心と絶望感が極限まで高められているんですよね。

もうこういうゲームにしようと考えたディレクターには非常の人、超世の傑という言葉を送りたいですね。はい。
上で挙げた中途半端気味の二作とは違い、性癖特化ゲーとは斯くあるべしと言えるような内容でした。


個人的に一枚目の怪しいお医者さんに浣腸されて声にならない悲鳴を上げながら漏らしてしまう絶望と羞恥に塗れたシーンが神。

あと音量調整がレトロゲー故にBGMだけを下げるということができないクソ仕様(ボイスとSEは個別で下げれるけど、BGMだけマスター音量と連動しているようなイメージ)なのですが、実は解決方法があって起動した後にディスクを抜くとBGMがミュートされた状態でプレイすることが出来ます。

音量上げるとBGMうるさすぎて何も聴こえないよという人はお試しあれ。


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上:痴漢専用車両
下:痴漢専用車両2

お次は恋泉天音という現人神が原画を務める痴漢ゲー二本(2のミニFDも良い)です。
このシリーズの特徴としては……

・本番行為が少なく、お触りに重点を置いた正味の痴漢ゲーであること。

・他の痴漢ゲーでありがちな一番のお目当てであるお触りシーンを邪魔するゲームパートが存在しないこと。

・恋泉天音神原画作品ではお約束ですが、下着差分が非常に豊富で毎回毎回同じ下着を着用してくる女を捨てているヒロインがいないこと(初代は一人だけ例外あり)。

ですかね。
また初代が顕著ですがヒロインごとに何かしらの属性が割り当てられていて、フェティシズムに溢れたシーンが多いことと2では
最終痴漢電車シリーズのように独占ルートと輪姦ルートの二種類が楽しめるということも挙げられます。


画像一枚目の何度もぶっかけられる内に精液の匂いフェチに目覚めるお嬢様も捨てがたいですが、特筆したいのは画像三枚目のシーン。

これはどういう状況のものかと言うとパンツコキで精液塗れになったパンツをそのまま着用するというもの。このヒロインに複数用意されたシチュなんですけど、“目覚めさせられました”ねぇ。

最悪の履き心地や行為自体への嫌悪感、お気に入りの下着が汚されるのを心の中でさめざめと嘆いたり、やがてそれすら気持ち良さに変わっていく心理描写がとても良かったですね。

ぶっちゃけこのキャラの声優嫌いなんですけど、力溢れるグラフィックとシチュに殴られて屈服させられてしまいましたね。
という訳でこのシチュが複数用意されたゲームを他に知っている方が居ましたら教えてください。

またこの作品に今から手を出すならHDリマスター版がオススメです。
解像度アップ、価格ダウン、アナルモザイク除去に加え2に関してはミニFDである椎名美優の痴態専用学園もセットで付いてくるのでとてもお得です。


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原画:武田弘光

もう買う理由なんてこれだけで良くないですか? 他に説明いります? 天皇が自ら原画をなされているんですよ? 臣民なら買うでしょ? という感じですが一応。

まずジャンルとしてはかの天皇がよく出している同人誌と同じでNTRモノになります。

が、PART2で紹介した対魔忍ユキカゼ2と同じで主人公が空気かつ無能ならヒロインはヒロインでやはりアホなので感情移入などしようがありません。それ故に苦手な方もノーダメージかそれに近い状態で楽しめるのではと思います。

逆にNTRモノとしてシナリオの完成度を求める方にはあまり向きませんが、その辺は原画のパワーでなんとかなるでしょう(威圧)。

また天皇の同人誌(自分で書いといてなんですが酷いワードだ。消されそう)に触れたことがある方はあれのノリがそのままゲームになった感じだと思って頂いて良いです。

クッソ下品なセリフ、品性を疑うエロ衣装、目にハートマーク、ニップレスetc……我が国の誇りがそこにはあります。

他に天皇が原画をされた数少ない作品に陰湿オタクにイカれる妹というものもありますが、あちらは塗りがよろしくないので手を出すならケダモノをオススメします。


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最新作・ギルドマスターが発売間近(だといいなぁ)であるアストロノーツシリウスの処女作ですね。
M&M先生の信者なのでここからずーっと購入し続けているのですが、もう七年経っているという事実に震えました。

それは置いておくとして、デモニオンがエロ方面で他のシリウス作品と違うところは主人公による凌辱シチュ(ほのぼのレイプ)が主という点でしょうね。

手を出していない人からするとアストロノーツシリウス作品って如何にもなダーク系だから凌辱祭りなんでしょ? って思われるかもしれませんが、非常に残念なことに意外と少ないんですよ、凌辱。
割合で言うなら7:3くらいで和姦の方が圧倒的に多いんです。


が、デモニオンに関しては先程も書いたように主人公が凌辱者(といってもガチで痛めつけたりする訳ではなく、この世の美女は全員俺様のモノ的なゆるいノリ)なのでもうちょい多くなっています。

どのヒロインも途中から身も心もハーレム入りしてしまうものの最初の数シーンは結構嫌がる(ジュリアンや黒エルフなどの淫乱枠は例外)ので軽めの凌辱を味わいたい方や力とちんこで女を屈服させる展開、ハーレムシチュなどが好きな方は良い感じに“使える”ゲームなのではと思います。

またアストロ作品なのでシーンの尺は当然長く、CG枚数も差分抜きで157枚(シリウス作品はCG100枚超えが通過点)とエロゲ業界よ、これがフルプライスエロゲだ! と言わんばかりの力を見せつけています。

普通のフルプラエロゲだと80枚位も珍しくないのでエロゲ二本分のCGが用意されていると言っても過言ではありません。
絵フォルダ無のアレで言うなら4.5銃騎士です。単独原画でこれなのでひっくり返りますね(しかもどこぞのおばちゃんのように筆は速いが、作画崩壊しまくりということもない)。

絵が綺麗で物量がとんでもない、ついでにTDが嫌いではないならゲーム成分も補給できるととにかくコスパが良い超ボリューム作品であると言えます。


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人妻好きには有名なサークル、スタジオポークのゲームですね。
このサークルからは何作か出ていますが、その中でも現状一番使えたのはこれかなぁと(最新作のパート妻の情事はまだメロンから届いてないせいでやれていませんが
)。


人妻の不倫というコンセプトに商業レベルの美麗なグラフィック、陰毛有り(剛毛化も可能)、十分な尺、声優陣も同人のそれではなく飯田空さんに紫苑みやびさんと商業の歴戦の兵で固めているのでど安定。

とにかく同人とは思えない完成度の手堅い一本。
それどころか熟女ゲーのグラフィックという点では個人的に商業含めてもここを超えるところはないと思っています。人妻や熟女が好きな方ならまず外さないかと。

他に特徴としてはイベントCGだけでなく、立ち絵差分でキスやフェラを表現する手法を毎作採っていますね。これに関しては個人的にはそんなにですが、ヒットする方もいるかと。

印象に残っているシチュは画像一枚目の先っちょだけ先っちょだけ! からの思い切り挿入とか子供が寝てる間に……→途中で起きてしまい見られながらセックス続行とかですね。“とても使えました”。


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えっちな汐お姉ちゃんゲー。
本編シナリオは体験版であまりの気持ち悪さにゲロを吐いてギブアップしましたが、エロシーンはとても良いのでそれだけで元が取れたと思えるゲームでした。


グラフィックが神々しいレベルにまで達しているのは見れば分かるとして、本作の一番の特徴は全ヒロインに一回ずつ用意された連戦に次ぐ連戦で一晩中交わり続けるセックスシーンですね。

これは他社作品でもシチュ自体は偶に見かけるものの大半は途中で暗転してバッサリカットという暴挙に出るのですが、ましまろは違います。

途中経過の省略こそ一部あるもののガチで体力の続く限りパコパコします。引くほど射精します。最後あたりは雀の涙レベルの量になります。
ヒロインも途中から目のハイライトが消えてレイプ目に変わります。なんなら途中気絶してそこからの続行もあります。

プレイ自体はなんてことない和姦ですが、性獣同士の濃厚なそれになるとだいぶ印象は変わりますね。オススメです。


今回はここまでで。次回はあるか微妙です。