超久しぶりのアレです。
個人的に去年は不作だったので好みのものが多かった2017年版でやらせて頂きます。

以下はいつもの留意事項。

・対象となるムービーは2017年に発売されたエロゲのムービーです。公開された、ではないのであしからず。非18禁や同人も除外の商業エロゲonlyです。

・ムービーは映像と曲が合わさってのものと思っているため、曲の方もある程度考慮しますのでご了承ください。また、プレイしていないエロゲのムービーも多分に含んでいるため、実際のゲームとのリンク具合等はそれほど言及しないと思います。

・本ランキングはあくまで個人的な好みに基づいて決めたものです(重要)。

それでも良いという方は続きからどうぞ。例によってムービーだらけのページですので開く際はご注意を。

10位:9-nine-ここのつここのかここのいろ

 
ムービー:PRHYTHM VISION
曲名:ReAliZe
歌手:米倉千尋

ぱれっとのロープラシリーズ、9-nine-の一作目ですね。
このシリーズは現在3作目まで出ていますがOPはムービー、歌手ともに全て同じ方で統一されています。

見どころとしてはやはり00:23秒からスタートする原画・シナリオ・主題歌・ムービーの各クレジットが流れていくパートでしょうか。
他と比べて物凄い技術が使われている訳ではありませんが、絵面と場面転換の仕方がとても綺麗なんですよね。
ステンドグラス風の窓から見える景色と電信柱(通学路でしょうか?)が学園生としての日常を。辺りに浮かんでいる歯車と落下していくヒロインはその世界に異変が起ころうとしていることを示しているようにも見えます。
この辺の画面作りが実にお洒落で良かったですね……。ただ、続くキャラ紹介パートがロープラ故の素材不足を補うためかやや尺が長く、ダレてしまうのが×。

個人的に01:05からの積み上げた机の上に立つヒロインの構図がオサレ全開で大好きです。
近年のPRHYTHM VISIONはRMG時代を超えた感があるので今後が楽しみですね。


9位:不運と幸運と恋占いのタロット


ムービー:ニライカナイ(maruhi)
曲名:ローズピンクタロット
歌手:橋本千明

歌があまり好きじゃない(直球)
Campusのロープラタイトルですね。タイトルにタロットが入っているだけあって開幕から怒涛のタロット攻勢。
00:29秒のドラムの音に合わせて入るドアップのおっぱいとスリーサイズ表記がインパクト大。
攻撃力全振りな構成が素敵だと思います。
一番の見どころは01:17秒からの音ハメパート。気持ち良くて最高ですね。


8位:フユウソ -Snow World End-


ムービー:ニライカナイ(MUGICHA)
曲名:Snow World End
歌手:榊原ゆい

こちらもCampusが出していたロープラシリーズ最終作ですね。ロープラばっかじゃねぇか! ムービーは去年だかにgram6に移籍したMUGICHAさん。

冬、ということもあってか全体的に白と青の色が強調されたムービー。大盤振る舞いされている雪の結晶と歌も合わせてしっとりとした雰囲気が良く出ていますね。

その雰囲気を一度壊してくる00:27秒の赤い画面はタイトル的に周りに慕われる優秀な会長としての姿は演じて作ったものである~みたいな感じのものでしょうか。
この後も数回赤色が混ぜられるので不穏、と言う程ではないかもしれませんが、危うさが肌で感じられる作りになっていて色を巧く使ったムービーだなぁという印象が強かったです。

主題歌タイトル、00:53秒のガラスボールに入ったミニチュア、01:25秒の砕けた指輪、01:39秒からのテキストラッシュと世界の終わりも直球で投げてきているのも○。
01:26秒からの雪の上に倒れたヒロインのカットがとても好き。クレジットを右上にひっそりと出しているのもGOOD。


7位:はにデビ ~Honey & Devil~


ムービー:gram6design(tatsumi)
曲名:Honey&Devil
歌手:AiRI

超強化版ラブライドイヴといった感じのムービー。ああいう雰囲気のムービーが好きな人はハマるはず。
tatsumiさんが関わっている時のgram6はやはり強い(確信)。
やや暗めの画面に少し過剰では? というぐらいに盛りに盛ったキラキラエフェクトと目に痛いぐらいにキツい色をばら撒いていてクラブっぽさが良く出ているんじゃないかと思います。

00:54からの妖しげな表情をしたヒロインなんかポーズも相まって今にも踊りだしそう。
tatsumiムービーではお馴染みのサビ直前の畳み掛けるようなカットの連続も気持ち良い。
ただ、スキスキダイスキのフォントは素直にダサいと思いました。この絶妙なダサさがまたクラブっぽくもあるのは分かるんですけどね。


6位:金色ラブリッチェ


ムービー:yo-yu
曲名:Golden Mission
歌手:佐咲紗花

コミカルなムービーなら取り敢えずこの人に任せとけば間違いない感じのyo-yuさん。
この方のムービーはSDだろうがなんだろうがキャラが走っているとノルマ達成感ありますね。

テレビっぽく切り取られた画面と動き回るSD絵たち、自然、とは言えないけれど躍動感ある動きで感情表現としては満点なAEでのキャラの動かした方など観ていて全く飽きが来ないですね。
01:15秒のヒロインのウィンクがとても愛らしくて好き。
yo-yuさんらしさ全開で文句なし。


5位:ワガママハイスペックOC 1stOP


ムービー:gram6design(tomo, tatsumi)
曲名:Hey Darling!
歌手:松下

やっぱりtatsumiさんなんだよなぁ……。
00:15秒からのSD絵でやりたい放題やっているところがハイテンションな曲と合わせて気持ち良いです。迫りくる笑顔が狂おしいほどすき。
17年はあぶのーまるらば~ずや初情スプリンクル、金色ラブリッチェなどSD絵を賑やかに動かすムービーが結構ありましたが、このムービーのものが一番印象に残りましたね。

印象に残るといえば00:27秒のフリップ。これみたいにクレジットをムービーの素材として組み込んでいるものがとても好きなんですよ。
01:20秒からのピンク髪ヒロインアピールパートも可愛くて良かったです。
終始曲に合わせてお祭り騒ぎで気付いたら終わっている、そんなムービー。


4位:眠れぬ羊と孤独な狼


ムービー:はらだ
曲名:Dance of Wolf
歌手:MAMI

これは二年前ですけど、最近はらださんを見かける機会がかなり増えた気がします。
色々なメーカーで作っている方ですが、やはりクロアプ作品で作っている時が一番輝いていると思いますね。
今回ははらだムービーの特徴の一つである独特な質感の3D素材は鳴りを潜め、純粋な構成勝負と言った趣。
なのでこれは! と取り上げたくなるような部分は実を言うとないのですが、設定、絵、曲を十二分に活かした総合力の高いカッコいいムービーなのかなと。

個人的に好きなのは01:22秒のダルマ女から始まるサブキャラ紹介パートと01:39秒の落ちてくる薬莢と共に表示される主題歌クレジット。
この直前に狼であるヒロインを暴れさせるカットを入れているのがまた憎い。小細工一切なしの主題歌タイトル、歌詞との連携が光る良いシーンでした。


3位:ルリのかさね ~いもうと物語~


ムービー:葉月
曲名:るりいろ
歌手:平岡歌恋

3位と2位は甲乙付けがたくてかなり悩みましたね……という訳で平岡歌恋さんの歌手デビュー作、ルリのかさねです。
ねこねこ特有の雑に表示される主題歌クレジットと常に画面下に歌詞表示しているのが好きではないのですが、とても雰囲気が良い浸れるムービーでした。

16:9レターボックスで映画っぽい画面にしているのが目を引きますが、これも羊狼と同じく搦め手なしの構成勝負ですね。
特に01:12秒からの絵、曲、そしてテキストをフル活用した雰囲気作りは圧倒的。
01:29からは主人公と妹の歩みをテキストも添えて描いておき、最後に既にいない両親(存命だったらごめんち)らしきカットも入れているのがなんかもう“来る”としか言えません。

ただ、これは配布版だけなのか知りませんが、円交少女のように最後がぶつ切りで広告になってしまっているのが残念の一言。製品版だとまた違うんですかね~この部分。


2位:初恋*シンドローム


ムービー:ニライカナイ(MUGICHA)
曲名:First Love Syndrome
歌手:Ceui

またCampusのロープラタイトルですね。なんで体験版すらやったことないメーカーなのにこんなに選んでしまうのかというと、ムービー担当が本家では頑なに使わなかったニライカナイで固定されてますからね。それは強いに決まっている。

ともかく、内容としては桜・初恋・失恋を推し出した切ない雰囲気で殺しに来るムービーになっております。
スタートからとても良いのですが、特に惹かれるのが00:55秒から始まる金髪ヒロインのセリフテキストと砕け散るハート。
そのまま失恋を意味しているのか、それともテキストも一緒に崩れているのでこの言葉自体の撤回を意味しているのか、色々想像が膨らむ良シーン。音のハマり具合もGOOD。

他にも良いカットが多数ありますが、全部書いていたら普通に気持ち悪かったのでここで止めておきます。オススメです。
ムービーを見て買いたくなった一本ですが、評判見るとムービーからは想像できないぐらい色々と軽いみたいでダメみたいですね。


1位:面影レイルバック
 
ムービー:gram6design(tomo, tatsumi)
曲名:面影レイルバック
歌手:茶太

やっぱりこの黄金コンビなんだよなぁ……。コミカルなムービーも良いのですが、やはり雰囲気重視のものが一番肌に合いますね。

スタートから夏らしさに溢れていて浸れますが、見どころはやはり00:58秒の「もう、恋におちていた。」のテキストを皮切りに始まる一連のシーン。
コーラスに合わせた映像のハメ具合の気持ちよさ、今回はかなり緩やかですがtatsumiムービーお馴染みのサビへ向けたテンポアップ、センス抜群のテキストチョイスと隙がないです。
「初恋の行方は、」「置いていく」の魅せ方があまりにも完璧で震えました。

キャラ紹介をサビに持ってきた+早めに終わらせることで目的を果たしつつも中弛みさせない構成はお見事。
続けて入る01:25秒からの前へ続く線路をグッと見せた後にそれに沿って歩くヒロインの影と主題歌クレジット表示が最高にお洒落。なんだ天才か。
ケチのつけようがない最高のムービーでした。ありがとうございます。なお本編(泥龜の月は本当に夢中になってプレイできた素晴らしい出来だったのになぁ)。


という訳でオナニーランキングは以上になります。今回は年内のムービーを全部観た後に良いと思ったのが26本あったので絞るのに骨が折れました。


以下は同人、全年齢、女性向けなどで対象外になったけど、ちょっと触れておきたいかなとおもったムービーたちです。

◆番外編

ランドセルシンドローム

18禁同人ロリゲ? 作品。同人とはいうもののムービー担当がプロの方なのでアレですが。
流星WAやアオナツラインの人ですね。


ハナハノアオバ

18禁同人ゲー。最後のテキストの魅せ方と歌が結構好き。


大正×対称アリス HEADS&TAILS


全年齢乙女ゲー。男性向けと女性向けは歌手はあまり被らないですが、ムービーは男性向けで鳴らしている方がそのまま起用されるケースが昔から多いです。
こちらはgram6製。次いでに音楽もエロゲソング勢にはお馴染みのラブジュですね。


樟屋敷の物語~秘密のお帳面~


18禁乙女ゲー。歌がお洒落かつムービーがエロゲでお馴染み神月社さん。
このムービーの特筆すべき点は七つのふしぎの終わるときメソッドに則って作られていることです(真顔)。
信者目線抜きでも後発なのに古い七ふしぎにクオリティで完敗しているのが微妙ですが。


FLOWERS冬篇


イノグレらしき何かのアレ。ムービーはいつも通り癸乙夜さん。
このムービーで使われている絵素材はムービー専用に描き起こしたものなんだそうな。