十六日に野郎二人で前々から行きたいと思っていた伊香保温泉を訪れました。
一日目は曇りのち晴れ、二日目は雨と相変わらず天気に嫌わているのが悲しい。
今回はカブではなく、上州ゆめぐり号(片道2370円)という代々木駅から出ている高速バスを使ったのですがアレは駄目。三時間掛からないくらいの短い間にも関わらず、ケツが痛い。とても痛い。
これでは過酷と皆が口を揃えて言う深夜バスにはとても乗れそうにないですね。カブなら半日以上乗っていても平気なのにこの差は一体。
三時間ほど揺られて無事到着。ここから365段ある長い石段登りが始まります。
ちなみに石段中央部の黄土色の部分は湯滝と言って温泉が流れています。かなり上の方から流れているのでここに着く頃にはぬるま湯になっていますけどね。
ああ^~温泉街情緒に溢れていて最高なんじゃあ~。
また、右下の画像のように石段街の途中には与謝野晶子の詩が刻まれています。
石段街に何箇所か設けられている湯滝観測場所。この湯が一枚目の写真の所まで流れ落ちてくるんですな。
石段にはこのように現在何段目かを示すプレートが特定の地点に付いています。
大正浪漫のかほり漂う温泉旅館・横手館。ここも宿泊候補でしたが、風呂がしょぼいらしいので断念。
石段を登り切ると伊香保神社のお目見えです。
伊香保温泉の面白いところはメイン中のメインであるお店ひしめく石段街もそうなんですけど、そこから少し路地裏に入ると途端に哀しいぐらいの寂れっぷりと廃墟を覗かせる所ですね。
すぐそこには人で賑わう綺羅びやかな街があるのに、少しそれれば人気もなく、時間に取り残されたようなボロボロの建物が出てくるこのギャップ。
ホテル松屋とホテルさかえ。
隣接している二軒仲良く廃墟と化していました。中々立派なホテルなのに死んでるのはやはり競争激しそうなのと近くにある歓楽街が壊滅してるからなんですかね。
松屋に関してはただの水道水を沸かして入浴剤を入れたものを温泉と言い張って問題になったそうなので、その辺りもあるのかな。
ホテルさかえから少し坂を下るといかがわしい看板が見えました。ストリップ劇場のものですね。
この寂れ具合からして廃墟かと思いきや、後で旅館に着いた時に調べたらまだ営業しているんだそうな。
銀映でググると中々グロい愉快なストリップ観劇体験記が出てくるので興味のある方は調べてみるのも一興やも知れません。
銀映から一つ道をずれると滅びた歓楽街がお出迎え。「歓迎」の二文字がなんとも言えない哀愁を漂わせています。
ホテル永楽の中を覗くと虎の首が! 夜中に見るとちんちんすくみそうですね。廃墟の中入ってみたいなあ。
何処と無く負のオーラが漂っていますね。目と鼻の先にある石段街は人の声で溢れているというのに、こちら側には殆ど人影がありません。
廃墟を堪能した後はロープウェイに。
滅茶苦茶どうでも良いけど、ここの終点で待ち構えていた係員の方の名前がフォロワーのHNと同じで草生えました(失礼)。
左:ミニ展望台。右:展望台。
頂上には展望台の他、遊具がそれなりにある公園もあり、童心に返って遊んでやろうと思いましたが、親子連れが大挙して来たので断念。
伊香保ハワイ王国公使別邸。
アメリカ合衆国ハワイ州が独立国だった当時の駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物の一部で、日本に現存するハワイ王国の数少ない建物のひとつ。
だそうです(渋川市紹介ページより引用)。
ガラスはこの手の建物でよくある先が歪んで見える大正ガラスでした。
印象的だったのはやたらと広い縁側と低い鴨居。そして城でよくある異様に急な階段。
ここの向かい側には伊香保関所があるのですが、そちらは撮り忘れました。無念。
石段街やら廃墟やらを堪能した後は今回お世話になる宿、景風流(けーぶる)の宿かのうやへ。
お前、波奈束風景(※はなたばぶーけ。エロゲ声優)みたいな読ませ方してんなぁ!?
けーぶるという名の通りに入り口までは宿所有のケーブルカーで行くことが出来る珍しいお宿。
クッソ雅なお庭にオサレなロビー……誇らしくないの?
今回は十畳広縁付の和室をチョイスしました。あ^~いいっすね~。
ちなみにこれより上のクラスに露天風呂付きの個室がありますが、お値段一人三万超えと強すぎる値段だったのでスルー。
お世話してくれた仲居さんが眼鏡っ娘なのが嬉しかった(小並)。
ここは大浴場もあるし、露天風呂、貸し切りの内湯もある、加えてご飯も美味しいと隙のない布陣でしたね。
風呂四回ぐらい入ったけど、時間帯が良かったのかロビーで見た客数の割に人ほとんどおらんかったし、最高や。
四階にある散策用玄関はこんな感じ。
温泉街に来たら必ずやらねばならない夜中探索。
綺麗だったんですけど、どうにも光量が少ないところだとデジカメのピントが合わなくてぼやけまくるんですよねぇ。
そういえば、伊香保温泉には射的と弓の当て射が出来る所があって弓の方に挑戦したんですけど、アレ見た目以上に難しいんですね。
自分が非力すぎるのもあるんでしょうけど、支えがある洋弓はともかく、和弓は引き絞った時点で腕がぶれまくって狙いが全然安定しませんでした。
店員のおばさんも見かねたのかすぐに洋弓勧めてきましたしね。
成績は十本中二本命中と惨憺たる有り様。でも楽しかったので機会があればもっとやりたい。
河鹿橋。紅葉の季節になるとライトアップもされとても綺麗だそうです。
伊香保の温泉が飲めるという飲泉所。端的に言うとゲロマズでした。
鉄の臭いと味が酷くて血液をそのまま飲んでいるような苦しさがあります。
吸血鬼になる予定があるドラクリオットな方は予行演習におすすめです。そうでなくてもネタになるのでこの不味さは一回体験しておいたほうが良いですね。
雨音響く温泉街も情緒があって良いですね。右下はまたしても廃墟で邦来館。ほんと廃墟だらけやなここ。
閉廷! 以上!
一日目は曇りのち晴れ、二日目は雨と相変わらず天気に嫌わているのが悲しい。
今回はカブではなく、上州ゆめぐり号(片道2370円)という代々木駅から出ている高速バスを使ったのですがアレは駄目。三時間掛からないくらいの短い間にも関わらず、ケツが痛い。とても痛い。
これでは過酷と皆が口を揃えて言う深夜バスにはとても乗れそうにないですね。カブなら半日以上乗っていても平気なのにこの差は一体。
三時間ほど揺られて無事到着。ここから365段ある長い石段登りが始まります。
ちなみに石段中央部の黄土色の部分は湯滝と言って温泉が流れています。かなり上の方から流れているのでここに着く頃にはぬるま湯になっていますけどね。
ああ^~温泉街情緒に溢れていて最高なんじゃあ~。
また、右下の画像のように石段街の途中には与謝野晶子の詩が刻まれています。
石段街に何箇所か設けられている湯滝観測場所。この湯が一枚目の写真の所まで流れ落ちてくるんですな。
石段にはこのように現在何段目かを示すプレートが特定の地点に付いています。
大正浪漫のかほり漂う温泉旅館・横手館。ここも宿泊候補でしたが、風呂がしょぼいらしいので断念。
石段を登り切ると伊香保神社のお目見えです。
伊香保温泉の面白いところはメイン中のメインであるお店ひしめく石段街もそうなんですけど、そこから少し路地裏に入ると途端に哀しいぐらいの寂れっぷりと廃墟を覗かせる所ですね。
すぐそこには人で賑わう綺羅びやかな街があるのに、少しそれれば人気もなく、時間に取り残されたようなボロボロの建物が出てくるこのギャップ。
ホテル松屋とホテルさかえ。
隣接している二軒仲良く廃墟と化していました。中々立派なホテルなのに死んでるのはやはり競争激しそうなのと近くにある歓楽街が壊滅してるからなんですかね。
松屋に関してはただの水道水を沸かして入浴剤を入れたものを温泉と言い張って問題になったそうなので、その辺りもあるのかな。
ホテルさかえから少し坂を下るといかがわしい看板が見えました。ストリップ劇場のものですね。
この寂れ具合からして廃墟かと思いきや、後で旅館に着いた時に調べたらまだ営業しているんだそうな。
銀映でググると中々
銀映から一つ道をずれると滅びた歓楽街がお出迎え。「歓迎」の二文字がなんとも言えない哀愁を漂わせています。
ホテル永楽の中を覗くと虎の首が! 夜中に見るとちんちんすくみそうですね。廃墟の中入ってみたいなあ。
何処と無く負のオーラが漂っていますね。目と鼻の先にある石段街は人の声で溢れているというのに、こちら側には殆ど人影がありません。
廃墟を堪能した後はロープウェイに。
滅茶苦茶どうでも良いけど、ここの終点で待ち構えていた係員の方の名前がフォロワーのHNと同じで草生えました(失礼)。
左:ミニ展望台。右:展望台。
頂上には展望台の他、遊具がそれなりにある公園もあり、童心に返って遊んでやろうと思いましたが、親子連れが大挙して来たので断念。
伊香保ハワイ王国公使別邸。
アメリカ合衆国ハワイ州が独立国だった当時の駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物の一部で、日本に現存するハワイ王国の数少ない建物のひとつ。
だそうです(渋川市紹介ページより引用)。
ガラスはこの手の建物でよくある先が歪んで見える大正ガラスでした。
印象的だったのはやたらと広い縁側と低い鴨居。そして城でよくある異様に急な階段。
ここの向かい側には伊香保関所があるのですが、そちらは撮り忘れました。無念。
石段街やら廃墟やらを堪能した後は今回お世話になる宿、景風流(けーぶる)の宿かのうやへ。
お前、波奈束風景(※はなたばぶーけ。エロゲ声優)みたいな読ませ方してんなぁ!?
けーぶるという名の通りに入り口までは宿所有のケーブルカーで行くことが出来る珍しいお宿。
クッソ雅なお庭にオサレなロビー……誇らしくないの?
今回は十畳広縁付の和室をチョイスしました。あ^~いいっすね~。
ちなみにこれより上のクラスに露天風呂付きの個室がありますが、お値段一人三万超えと強すぎる値段だったのでスルー。
お世話してくれた仲居さんが眼鏡っ娘なのが嬉しかった(小並)。
ここは大浴場もあるし、露天風呂、貸し切りの内湯もある、加えてご飯も美味しいと隙のない布陣でしたね。
風呂四回ぐらい入ったけど、時間帯が良かったのかロビーで見た客数の割に人ほとんどおらんかったし、最高や。
四階にある散策用玄関はこんな感じ。
温泉街に来たら必ずやらねばならない夜中探索。
綺麗だったんですけど、どうにも光量が少ないところだとデジカメのピントが合わなくてぼやけまくるんですよねぇ。
そういえば、伊香保温泉には射的と弓の当て射が出来る所があって弓の方に挑戦したんですけど、アレ見た目以上に難しいんですね。
自分が非力すぎるのもあるんでしょうけど、支えがある洋弓はともかく、和弓は引き絞った時点で腕がぶれまくって狙いが全然安定しませんでした。
店員のおばさんも見かねたのかすぐに洋弓勧めてきましたしね。
成績は十本中二本命中と惨憺たる有り様。でも楽しかったので機会があればもっとやりたい。
河鹿橋。紅葉の季節になるとライトアップもされとても綺麗だそうです。
伊香保の温泉が飲めるという飲泉所。端的に言うとゲロマズでした。
鉄の臭いと味が酷くて血液をそのまま飲んでいるような苦しさがあります。
吸血鬼になる予定があるドラクリオットな方は予行演習におすすめです。そうでなくてもネタになるのでこの不味さは一回体験しておいたほうが良いですね。
雨音響く温泉街も情緒があって良いですね。右下はまたしても廃墟で邦来館。ほんと廃墟だらけやなここ。
閉廷! 以上!
コメント
コメント一覧 (2)
ホテル以外の温泉には入ったんですか?
ホテルの他には飲泉所の近くにある露天にしか入っていないですね。旅館とかも料金払えば入れますけど、二つでお腹いっぱいでした。
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