一月ももう半ばを過ぎましたが、新年あけましておめでとうございます。
昨年は訪問や拍手・コメント等ありがとうございました。まだ当分はエロゲもブログも辞める気がないので、今後ともよろしくお願い致します。
しかし、よくよく考えるとこのクソブログももう四年目に突入するのですね。なんというか早いものだなあと。


二度あることはなんとやら。急に作りたくなったので、三度この自己満記事を投下します。

以下は留意事項。

・対象となるムービーは2015年に発売されたエロゲのムービーです。公開された、ではないのであしからず。非18禁や同人も除外の商業エロゲonlyです。

・ムービーは映像と曲が合わさってのものと思っているため、曲の方もある程度考慮しますのでご了承ください。また、プレイしていないエロゲのムービーも多分に含んでいるため、実際のシナリオとのリンク具合等はそれほど言及しないと思います。

・本ランキングはあくまで個人的な好みに基づいて決めたものです(重要)。

それでも良いという方は続きからどうぞ。例によってムービーだらけの激重ページですので開く際はご注意を。

※先ほど気付いたのですが、2015年に発売されたもの限定としているのに働くオトナ~を入れてしまっていました。直すと全体の順位が変動するのでこのままにします。申し訳ありません。延期したことを忘れていて15年フォルダに入ったままだった。ファック
10位:ソラコイ


ムービー:KIZAWA Studio
曲名:sign
歌手:夢乃ゆき

曲が強い。
ムービーとしてはスクリーンやフィルム風のカウントダウン、映写機など映画的な演出が多く盛り込まれていることと、曲が別離を意識させる内容(シナリオ内容もそうなんですかね)からか悲恋モノっぽい切ない雰囲気が良く出ていていい感じです。
特に00:59秒から始まるシルエットパートが目を惹きます。三人で歩いている所からソラの姿が消えて主人公とヒカリが残り、その次には一人残ったソラと途切れた主人公の足跡。ソラの恋愛的敗北を直球で表していて切ないですね。こういう演出ほんとすき。
01:27秒からの流れも悲恋的な意味で直球ですね。対峙したソラとヒカリのカットでヒカリが悲しそうな顔をしている辺りが、敗北したソラが去ることを指しているようで想像が捗りますね。歌詞も「諦めた想いを空に捨てた」となっていますし。ここで背景を映して主題歌クレジットというのも綺麗で魅せられます。


9位:恋想リレーション


ムービー:PRHYTHM VISION
曲名:Lucky Monster
歌手:Kicco

恒心リレーショ……間違えました。恋想リレーションのOPですね。角砂糖×PRHYTHM VISIONといういつものタッグの可愛らしいムービーで安定感があります。
PRHYTHM VISIONというと個人的にはゆっくり~並ぐらいの速度であまり早く動かすイメージがなかったのですが、このムービーでは全体的に高速寄りで観ていて気持ち良いですね。
00:45秒からの大量の不合格に埋もれた合格を掴む所や00:54の水玉コラ風のカット(ここの歌詞が想像爆発なのもまた巧い)など、遊び心に溢れていてウキウキするムービーでした。


8位:対魔忍ユキカゼ2


ムービー:made in harutoshi
曲名:誓いの爪痕
歌手:レジ

どこもかしこも3Dのオブジェクトだらけという異色のムービー。同制作者の炎の孕ませシリーズでもこの傾向がありましたが、今回はそれ以上。
初めて観た時はこの特徴と低価格エロゲとはいえ絵素材があまりにも少ないせいで、これはエロゲのムービーとしてどうなんだ? と思い、割りと辛口なことを呟いていましたが、何度か観ていると確かな出来の良さに黙らざるを得ないムービーでした。
中身はというと陰に生きる忍者を意識してか全体的に暗めの画面や和風のフォント選びにセンスを感じさせますね。
個人的な見所としては0:53からの満天の星をバックに雷を纏うゆきかぜがクールなカッコ良さに溢れていて好きです。あとはサビ前の01:06秒の「悪・即・斬」のテキスト。王道の言葉選びですが、一文字ずつ音に合わせて重厚な雰囲気を漂わせながら表示していて尚且つ、血痕のエフェクト付きなので本当に悪人を斬ったような感じが出ています。お見事。
ちなみにこのムービーには初期verと完成verの二種類がありますが、個人的には完成版は変更点の殆どが改悪にしか見えず、オススメできません。ここで私が語っているのも初期verのムービーとなります。


7位:パニカルコンフュージョン


ムービー:ニライカナイ(MUGICHA)
曲名:Come Home! Princess
歌手:ちよこ

Come Home! PrincessのCDの売り文句が「セールスポイントはカワイイところです!」でしたが、正にそんな感じのムービー。
全体に光り輝くエフェクトや星を撒き散らして華やかさと可愛さを押し出していて良いですね。フォント選びも流石の一言。
00:20からの人形劇のようなキャラ紹介パート、01:03秒辺りの空から落ちてきた星を拾って可愛く微笑むほのかなど、どこを切り取ってもカワイイとしか言えません。
個人的に一番良かったのは01:08秒からのエレマス特有の激熱ギターソロに乗せて表示されるスタッフクレジットパート。カワイイとカッコいいが混ざり合い、最強に見える。


6位:ウルスラグナ


ムービー:藤村沙紀
曲名:Duel Alternatives
歌手:みとせのりこ

やっぱりM&M絵とElectro master・みとせのりこタッグの曲で彩ったムービーを……最高やな!
今回は今までM&Mゲーのムービーを担当していたMIDPINE氏が外れ、藤村沙紀氏に変わりましたが、これはこれでという感じですね。曲の良さにムービーが負けている感じが若干しなくもないですが、厨二っぽさと藤村氏特有の濃い色の光が良い感じにマッチしていて、「カッコいい」という意味では上位に来るのではないかと。

見所としてはやはり1:38秒からのモンスターパートが第一に来ます。音に合わせてどんどん変化していくのですが、これが単純にカッコいい。
個人的に巧い! と思ったのは1:10秒からの主人公のCGを映すところですかね。これは先ず主人公の手のアップから映しているんですけど、ここで光の移動(と言えばいいのか? 画面全体を覆った強い光がカードに収束していく)によって手をスライドさせているように見せかけているのがもうただただ、巧いなと。
この効果と手を映してから顔→全体図という順番によってカードをデッキから勢い良くドローしたという風にしているのがお見事ですね。ゲームに含まれたTCG要素を強く取り込んだ渾身のカットだと思います。
あとは1:00辺りも結構好きですね。クソかっこいいギター補正が強いですが、ここで出した青い炎がサビの主人公のCGで出た赤い炎に変わることを考えると、闘志を内に秘めたデュエル前の状態を表しているようでお気に入り。このシーンの前が仇敵メトシェイラのキャラ紹介ということも含めるとやはり良く出来ています。ただ、辺りを漂っているカードの絵柄は序盤で使っていたものと同じなので変えて欲しかったですね。
マイナスポイントとしてはやはり素材の関係上、エロCGを多分に使わざるを得なくなっていること。だからと言ってゲーム内のエロを減らされたくないので、この辺りはどうしようもないですが。
……El Doradoの一般販売早くしてくれ、頼む。


5位:少女アクティビティ


ムービー:KIZAWA Studio
曲名:Activity
歌手:夢乃ゆき

このムービーの特徴は00:22のテキスト、「私、何の為に生きていくのかな……」や歌詞・シナリオ内容を反映してか全体的に鮮やかな色が鳴りを潜め、灰色が前面に押し出されているところですね。このお陰でやるせなさや気怠い雰囲気。思春期の確固たる自分を持っていない感じを十二分に出していて魅せられます。
この辺りを存分に見せてからの00:45秒、線画の状態のヒロイン二人に色が入り、形作られていったところでサビに入る流れがとても綺麗で良かったです。派手な所はないですが、腰を据えて何度も観たくなるムービー。


4位:働くオトナの恋愛事情


ムービー:KIZAWA Studio
曲名:Secret Liqueur
歌手:霜月はるか

雰囲気が出ているという意味では一番かなと思うムービー。
目に付くのはオトナを意識してか一貫して夜であることと、01:18辺りからのシルエットや口、手などの身体の一部分だけを映した一連のカットがインモラルな雰囲気や一夜限りの逢瀬みたいな感じを出していて最高ですね。
そんな情事をメインに扱ったパートが終わった後の01:59秒。扉が閉まり、夜明けに照らされたオフィス街に表示される主題歌クレジットがオトナの世界の終わりという感じでとても良い。最後のムービー制作者クレジットのカットもバーの窓から溢れた光を反射するグラスでまたお洒落。文句なし。


3位:プラマイウォーズ


ムービー:yo-yu
曲名:Sweety wars❤
歌手:新田恵海

新田恵海の歌とエロゲに対する舐めた姿勢が嫌いだから名前出したくない()
キャラが走るといえばyo-yu、yo-yuといえば走る。そうと言っても過言ではないというほどになってきましたね。
正直、どこを切り取っても無駄がない常に賑やかな構成なので、具体的にどこが良いかと言われると結構困るムービーだったりします。
月並みですけど、00:56秒からの3Dのキャラが踏み出した足のアップ→影絵のキャラが走る+看板のように掲げられた主題歌クレジット+右上で歯車のように回ってくるムービー制作者クレジットの構図が凄く好きですね。あとは01:33のサブキャラ紹介カットインと全キャラが画面に表示される辺りが全面戦争感漂っていてニヤリとします。


2位:コドモノアソビ


ムービー:gram6design
曲名:Passion
歌手:Duca

角砂糖作品のPRHYTHM VISIONにしてはやけに画面が暗くて動きが軽快だなと思っていたらgram6製ムービーでした。
00:12秒から始まるキャラ紹介パートですが、一旦ヒロインを映した後に暗いフィルターを掛け、ハートの宝石を遠くに配置している構図に惹かれますね。歌詞と合わせるなら幼いころの想い出の結晶みたいな感じでしょうか。
00:37の子供の頃の写真を映して→現在のものへ~という風に歌詞と映像をリンクさせた箇所が多くて内容を飲み込みやすいですね。
00:51秒もキャラ紹介パート+歌詞と合わせるとハートが砕けてセーラの周りに遊園地が現れる、というのもよく出来ているなあと頷いてしまうものがあります。最後のスタッフクレジットパートと映されるヒロイン毎にタイトルロゴデザインを変えて表示する所も良い感じ。
変化球的な演出はないですが、丁寧さとスピード感の良さが光る良ムービーでした。


1位:サクラノ詩


ムービー:癸乙夜
曲名:櫻の詩
歌手:はな

雰囲気の良さと散りばめられた意味深なカット、それを煽る引用が目を惹くムービー。
全体としては桜とセピア色がノスタルジックな雰囲気に浸らせてくれて落ち着きます。カットとしては00:47秒の空を見上げる藍と風に巻き上げられる桜の花びらが素敵で良いですね。
章タイトルや引用などを除いて意味深な部分として気になったのは00:56の満開の桜をバックにする真琴と枯れた桜の木をバックにする圭の対比。かなり気になりますね、これ。対比自体もそうですが、二人は対峙しているのか、それとも二人共同じ誰かを見つめているのかというだけでも考え甲斐があります。そこから更に想像が広がりますし。
あとはやはり01:06の桜が舞う場で佇む雫と、「桜舞う瞬間を閉じ込めた永遠」という歌詞に合わせてこの光景が額縁にそのまま嵌めこまれているのが魅せるなぁとただただ感心。この直後に真剣な表情の直哉を挿入しているも雫の絵を描き出していることを思わせて巧いですね。
あと瞬間を閉じ込めた永遠というフレーズがほんとすき。


自己満ランキングは以上となります。15年はムービー的にはかなり豊作だった気がしますね。その上、全体のレベルが高く、突出したものがなかったので10本に絞るのは骨が折れました。
一応、今までどおりランキング形式にしてはありますが、見た目の順位ほど各ムービーに差はないという風に見て頂ければなと。
今年のエロゲムービーも既に罪ノ光が個人的にヒットを飛ばしていて、良い年になりそうで楽しみです。

以下はおまけ。気になった同人OPとランキングには漏れましたが、どうしても触れておきたかったムービー制作者のムービーです。



西暦2236年


正確には2014年作品ですが、完成版が出たのが2015年なのでまあいいかなと。
技術的に商業のものに劣りますが、実写映像やストップモーションを組み込んだセンスの良いムービー。主題歌のSOLVED9も名曲でオススメ。
サントラ通販はよって365日毎日言ってる。


サイコロジック・ラブコメディ


これまた拙さはありますが、独特なクレジットの出し方が個人的にヒットしました。カッコいい。


対魔忍紅&君の魔名はリナ・ウィッチ


15年は放課後の不適格者MAD企画で凄まじいクオリティのムービーを出したrinさんが単独商業デビューした年でもありました。
主にLilithのムービーを作っていましたが、素材が少なめの低価格エロゲでこの出来ですから今年作るであろうフルプラエロゲのムービーが楽しみで仕方がありませんね。
個人的にはリナウィッチの方がすき。
リナウィッチのOPは18禁のためこちらから