『七つのふしぎの終わるとき』応援中です!

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作品名僕は天使じゃないよ
メーカー130cm発売日2005年4月28日
原画さっぽろももこ、浜田麻里(モブキャラ原画)シナリオさっぽろももこ(原案)、うつろあくた
なしムービー不明
対応OSWindows98/2000/Me/XPお気に入り度9/10
ディスクレス点数70点
プレイ時間約5時間


大分古い作品になりますが、130cmさんから発売された僕は天使じゃないよ、の感想になります。
大正時代が舞台かつ作品全体を包むダウナーな雰囲気。さっぽろももこさんの美麗な絵とBGMなどの俺得要素をこれでもかっ! という程詰め込んだ作品でしたので期待値も大きかったのですが……。

薄い。主に描写。ここ重要よ。

物足りなさ過ぎてちょっとね。勿体無いにも程があるよ……以下は詳細な感想になります。(一部ネタバレ部分は反転で読めるようにしています)




◆攻略ヒロイン&ルート構成

攻略出来るヒロインは百合乃、柘榴、翠子、ローザの計四名。但し、最初に行けるルートは百合乃、柘榴のノーマルルートのみでこれらをクリアすると翠子とローザルートが追加され、この二人を完全に攻略すると百合乃、柘榴の真ルートへの道が開き、それらもクリアするととある人物が締めくくるエンディングに行けるようになります。

エンディング数が多いので攻略が一見すると面倒に思えますが、そこはプレイ時間からも分かる通り、シナリオ自体が短い上に本作にはルートマップが搭載されていますので、これを見ていけば分岐点も一発で分かる上に一度見たシーンからのスタートも可能。おまけに新たなルートが追加された時はお知らせしてくれる親切設計。ついでに選択肢も分かりやすいと来たものです。ここまで来ると最早迷うほうが困難ですね。


◆システム周り

スキップ、バックログ、オートモード、音量設定など基本的なものは揃っていますが、ボイスの音量を個別で弄れないのは痛いですね。特に柘榴のボイスが極端に低いのでそれに合わせると他が爆音。その逆も然りで厳しいです。
また、古いエロゲ故にホイールでの文章送りにも対応していないのも痛いところ。


◆CG

背景は写真をそれっぽくモノクロに加工したもので手抜き。まあ、ミドルプライス故に仕方のないところでしょうか。ちなみに撮影したのは本作ライターのうつろあくたさんとのこと。
CGはさすがのさっぽろももこさんでやや癖はあるものの美麗。特にパッケージ絵とタイトル画面で使われている百合乃のCGと翠子、ローザが煙草と煙草を突き合わせているCGなどはあまりの美しさに惚れ惚れします。
……が、枚数がそれなりに多く贅沢にCGが使われている反面、差分が殆どないのでそこの辺りが残念ですね。


◆世界観&キャラクター&ボイス

舞台は大正末期から昭和初期の日本。そのため、大正ロマン全盛期の頃ではなく、戦争や大震災あたりの影響で色々陰りが出てきた頃のお話なので、華やかさは皆無でかなり暗い雰囲気です。

キャラクターはどれも程度の差はあれど強めの味付けかつ、普段は見せない本性(約一名、自重していない方が居ますが)を持っているなど一筋縄ではいかない子が揃っておりますよ、旦那。
掘り下げの程度もそこそこ。

そして主人公の市蔵ですが、駄目人間です。ええ、それはもう清々しいくらいに。
親のことを嫌っている割にはお金を無心したり、○○の好意を利用して○○を売らせたり、自分に都合が悪いことがあると不機嫌になった上に逆切れしたり、その癖プライドだけは一人前と良いとこなし。
正直、彼に好意を持つ人が居るのか甚だ疑問。ただ、本作のテキストの特性上、上記のような凶悪な属性持ちの割にはその威力が低いのが幸いですね。
しかし、そんな彼こそが本作の主人公に最も相応しいのが憎いところ。


キャラクターのCVはあまり見かけない人が大半ですが個人的に完璧。キャラ毎のキャスティング、演技ともに文句なし。
特に翠子役の涼森ちさとさんの演技がずば抜けていましたね。一つ一つの台詞を持っても呼吸の置き方や声のトーンが完璧で戦慄するレベルでした。

以下は男女別お気に入りキャラ。

男……なし。
女……翠子、小梅、ローザ、百合乃、柘榴。

キャラクターはどれも個性が強く、好みが分かれそうなところですが、それ故に魅力的。
特に翠子さんの生き様や小梅の健気さなどは胸に来る物がありましたね。
やはり、男女問わず、曲がらない信念を持った人というのはどうしようもなく、気高く、美しく、魅力的に見えるものだと思うのです。ええ、そうです。単純にカッコイイんですよ。


◆テキスト&シナリオ

恐らく、本作で最も特徴的なのがこのテキストになります。
場面が切り替わるとまず最初に現在の場所が文で表示されたり、「(困ったように)旦那様?」のような台詞の書き方などいわゆる戯曲とか脚本チックの文体です。恐らく、こういう文体で書かれたエロゲって本作だけなんじゃないでしょうか。

台詞がメインの簡潔な文体ですので、それはもうスラスラ読めるのですが、残念なことに本作ではこの文体のデメリットがもろに出てしまったのが悲しいところですね。
要は地の文がほぼない上に普通の文体と違ってその力も弱くなってしまうので描写が薄くなってしまうのですよね。正直、この点は鬱ゲーとしては致命的で、綿密な心理描写がないというだけでかなりキツイものが。
鬱ゲーと言ってもただ、「はい、ヒロイン死にましたー」、「主人公が不幸せになりましたー」では何の感慨もないのです。そんなものではブルーな気分にはなれませんし、最悪シュールなギャグとしか思えないのが必然。
鬱な物語に必要なのは鬱になる展開に至るまでのプロセスであり、そのプロセスのねちっこい描写なのです。……が! 本作にはそれがない! エロゲはCGやBGMがあるといっても文章媒体。主役はテキスト、シナリオなのです……だのに、何故、それを生かせないこの文体にしたのか。そりゃあ、独特の雰囲気は出ますとも。読みやすく、テンポも良くなりますとも。しかし、しかし、このゲームに一番必要なのはそれじゃあないだろと、私は声を大にして言いたい。
なまじ、シナリオが良いだけにこの点だけは許せない。おまけに一応、本作の売りであるSMプレイもこの文体のせいでとんでもなく薄い。
しかも、わざわざ、この文体を選んだ割にはそれに徹し切れていない部分があったりします。
……誰か、この文体を選んでGOサインだした馬鹿を引っ立ててこい。


シナリオですが、お話の内容としては以下のような感じ。

主人公・北見市蔵は親から貰った金と、三流雑誌のライターとしての雀の涙ほどの稼ぎで、使用人の小梅と二人で自堕落な生活を送っていた。
とある日、市蔵が懇意にしていた古美術商からの伝手で入会することにした秘密の倶楽部、「マスカレヱド」で柘榴という不思議な女と出会う。
市蔵はある縁で、文通を交わしている百合乃に罪悪感を抱きつつも、マスカレヱドと柘榴に惹かれていく。
マスカレヱドに通う中で、翠子などと知り合ううちに不穏な噂と市蔵へのある誘いが囁かれる。マスカレヱドのオーナーの事業不振、そして、そんなマスカレヱドを今のオーナーの代わって手にしてみないかという甘い囁きが……。

とまあ、こんな感じ。
展開としてはマスカレヱドで知り合ったヒロイン、そして文通を交わしている百合乃のいずれかに傾倒してひたすら堕ちていく展開。
一切の慈悲も奇跡もなく、ただ、起こるべくして起こる破滅へと堕ちていきます。

前述のように描写が弱く、シーンの一つ一つが薄いため、シナリオ全体も薄く見えてしまいそうになりますが、短いシナリオにさりげなく散りばめられた伏線とその回収の丁寧さにはライターさんの確かな力を感じさせますし、また展開も読ませるものがあります。
最初の百合乃・柘榴ノーマルを終えた段階では展開は平凡かつラストも投げやり感が漂いますが、それらを終えた後に行けるルートこそが本番ですので是非、全てのルートを見ていただきたいです。

ただ、シナリオが中々の出来なだけに描写の薄さが残念でならないのですよね。ここさえ良ければ、正直、80点……もしかしたら90点も狙えたであろうだけに悔やみきれません。

個人的には翠子ルートとローザルートがお気に入り。前者は王道の復讐譚ではありますが、展開の上手さや涼森さんの熱演もあり、印象的なルートでした。特にラビアンローズのラストはベタな結末も良いところですが、それ故に胸が熱くなります。それにしても、翠子さんはやはり根元の所では人を愛することが出来なかったのでしょうかね……。
後者のローザルートも無邪気な怪物・ローザを上手く描けていたと思います。そらにおちるエンドの後味と終章が最高です。

そして、正直、このゲームには鬱しか求めて居なかったのですが、一部にとても感動する場面がありました。
プレイ済みの方はお気づきでしょうが、小梅終章です。もうね、最後の最後に年老いたメインキャラの手記とか手紙、独白が来る展開に滅茶苦茶弱いのですよ……さすがに泣くほどではありませんでしたが、小梅の健気さと独白の終盤に入るボイスはグッとくるものがありました。ただ、ラストの台詞は太宰の引用ではなく、オリジナルで言って欲しかったですね。


◆BGM&ボーカル曲

本作は残念ながらボーカル曲はなしですが、BGMがフルプライスのエロゲ並みの曲数の上、かなりのクオリティを誇っています。正直、何故サントラを出していないのか疑問に思うぐらいに素晴らしいです。
OPで流れ、圧倒的なクオリティを誇るメインテーマを始めとしてアコーディオンやピアノを使ったお洒落臭全開の曲やしっとりした曲が多く、作中の雰囲気にもマッチしていて隙がありません。


◆エロシーン

シーン数は以下の通り。
百合乃……8(本番4)
柘榴……7(本番2)
翠子……5(本番4)
ローザ……3(本番1)
小梅……2(本番1)
翠子&ローザの3P……1(本番0)

まず、言っておきます。この回数はあまりあてになりません(真顔)。何を隠そう本作にはシーン回想機能が存在しない上に、エロもありえないぐらいに短いです。よって実用性は皆無。え? 売りのSMシーン? ただ適当に鞭で叩いたり、蝋燭垂らすぐらいですけど……。例によって短いですし。おまけに射精シーンでは問答無用でホワイトアウト。恐らく最初から抜かせる気はないのでしょうね……。
一応、ローザとの和姦など、気持ち長めのシーンもありますが、実用には程遠く、そちらの方にだけ期待して本作を買うのはお勧めできません。
ただ、声やCGはエロイのでしっかり書けば良いものになったであろうことが、ありありと分かるので悔やみきれません。本当に本作は描写がネックですね。


感想は以上です。
何度でも言いますけど、描写が薄い。文体の選択ミス。これに尽きますよ、ええ。逆に言えばここさえ良ければ少なくとも良作は狙えたんですよ……惜しすぎる。
ただ、散々ディスってはきましたけど、個人的には好きな作品ですので、この感想と公式サイトを見て少しでも興味を持って頂けた方、さっぽろももこさんファンの方は買ってみても良いのではないでしょうか。
最悪、ゴニョゴニョすればサントラとしても使えますしね。

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エーデルヴァイス届いたー。以前からずっと気になっていたのだけれど、今回新品がまさかの二千円という安さだったので即ポチることに。
エロゲでは異色のハードボイルドモノらしいので期待。積みゲーたくさんあるからいつやるかは知らんけどな!

そして今日は小説も購入。最近お気に入りの作家、辻村深月さんのゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。子供たちは夜と遊ぶがイマイチでしたけど、その後に読んだスロウハイツの神様は良作だったのでこちらも期待。
どうでも良いけど、今日書店で上の小説を買う時に見かけた、北方謙三の楊令伝を買うか悩む。三国志、水滸伝、楊家将はそれぞれ名作、良作と言っても良い出来だったけど、これはなんかすこぶる評判悪いらしいからね……でも、李富とかのその後は気になるし、久しぶりに謙三御大の漢気溢れる文章も読みたいしなあ……むむむ。



エロゲ関連。

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地味にプレイ中だった「僕は天使じゃないよ」クリア。ノテノテやろうと思ってたらそういえばここ最近、大好物の鬱ゲーを全然やってないことに気づき、手を出した訳なのだけれど……うーむ。期待外れというかなんというか。素材は良かったんだけどね、ちょいと調理の方法をミスった感じがなんとも。
まあ、好みの作風ではあったのでとりあえず感想を書こうか、うん。それにしてもこのCGの翠子さんとローザの美しさは異常。


『あなたの事を好きと言わせて』2012年10月26日発売予定!

そしてあな好き体験版。正直、あからさま過ぎて胃もたれしそうなタイトル+つまらなそうなシナリオっぽいけど、貴重な眼鏡の女教師が居るのでとりあえず体験版はやらないとね。

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RURUTIAさんのアルバム買った! 一年と少し待たされたけど、相変わらずのクオリティで惚れ惚れするわ。やっぱこの人の曲は至高……にしても今回は結構ストレートな内容の曲があったのが意外。
しばらくはRURUTIA漬けの日々になりそう。



エロゲのはなし。

SkyFish最新作『九十九の奏~欠け月の夜想曲~』を応援しています!!

まずは九十九の奏。発売間近の更新がショボいとか玉ちゃんの扱いはどうなるんだとか色々言いたいことはあるけど、とりあえず一言。

おみくじの大吉が出ねえ!

もう百回以上は引いてるのに何故なのだ……この途方もない作業感はVBAの称号待ちの時のあれに似ている……(ゲッソリ)

花色ヘプタグラム 応援中!

次は花色ヘプタグラム。体験版が公開されましたね。
とりあえず、HGBは個別ルート一人目でぶん投げ、ダイヤミックは体験版の冒頭五分でギブアップしたため、角砂糖と俺はこれ以上ないぐらい相性悪い気がするけど、旅館モノだからね! 期待しているよっ……というわけで早速プレイしてくる!





お次は幻奏童話ALICETALE。戦闘パートのムービーが公開されましたが……なんだろうこの滲み出るクソゲー臭。ただ、マウスをカチカチするだけじゃ絶対飽きそうなんだよなあ……赤ずきんの台詞も結構キツイ中二臭が漂ってるから不安になってきた。
でもCDは最高でしたよ、ええ。

2012.10.26発売のNavel新作『月に寄りそう乙女の作法』を応援しています!

最後に王さんがライターに居ると言うことで結構期待している月に寄りそう乙女の作法。サンプルボイスとCGが追加されましたね。
この際だから正直に言うけど、ルナのサンプルボイス2で顔が綻びそうになった俺は色々と不味いんですかね? でもこういう子が屈服する姿もそそられるんだよなあ……それはともかく、良く見たら今回は女装主人公だったのがちょっとキツイ。


とりあえずはこんなところかな。書いてて思ったけど今年はシナリオゲーが割りと少ない気がするなあ。


P.S.
先日のイモカタの感想とWA2の感想に拍手を押してくれた方々、ありがとうございます!

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作品名イモウトノカタチ
メーカーSphere発売日2012年8月31日
原画武藤此史、こだまさわ、橋本タカシ、すいみゃ(SD原画)シナリオなつかぜかおる、朝倉誠理、太刀風雪路
Ducaムービーfeat.works
対応OSWindowsXP/Vista/7お気に入り度7/10
ディスクレス点数62点
プレイ時間約20時間(管理人基準)



――記憶の片隅に、かすかに残る妹の面影。



Sphereさんの新作、イモウトノカタチのレビューです。タイトル名がダサいとかそういうことにはつっこまないからね。
それはともかく、八月発売の中ではそれなりに期待されていたであろう本作ですが、蓋を開けてみれば平凡な萌えゲーと言った感じで、毒にも薬にもならず、良く言えば安定。悪く言えば期待外れというところでしょうか。

以下は詳細な感想です。(一部ネタバレ部分は反転で読めるようにしています)




攻略に出来るヒロインは美優樹、あやか、千毬、隠しヒロイン二名の計五名。但し、隠しヒロインは二人まとめての攻略になり、ルート自体もその他のルートを終わらせるまでロックが掛かっています。
攻略はマップ画面で狙いたいヒロインの場所を選ぶだけなので超簡単です。ちなみに全ルートクリア後におまけ程度の内容ですが各シナリオのアフターも解放されます。
攻略順も美優樹ルートに多少ネタバレがありますが、大体の方が序盤で予想できる類のもののため、気にするほどではないと思います。


システムについて。
スキップ、バックログ、オートモード、個別のボイス設定、右クリックでのウインドウ消去などに加え、ボイスカットの設定、ムービーの音量設定があり必要なものは全て揃っていて不満は感じないと思います。
解像度をかなり細かく弄れるのもプラスですね。


次にCGに関してです。
背景は平均的で特に文句もない出来なのですが、テキストとの齟齬が多い印象。学園祭などで背景にモブが一人もいない上に飾りつけもやたらしょぼいので、手抜き感が否めません。また、病人が点滴などを付けられている、という描写があってもCGには特に何も描かれていなかったりするので、気になる人は気になるかもしれません。

CGはと言うと複数原画にしては絵師ごとによる違和感も少なく(唯一イベントCGでの男性キャラが絵師によってかなり違いますが)、クオリティはそれなりに高く安定していると思います。
ただ、塗りが淡白というか薄味気味なので、そこら辺は好みが分かれそう。


次にメインのシナリオ&キャラクターについて。
世界観は近未来の日本。自然との共生を目指した街作りを掲げていて、太陽光発電など自然エネルギーを積極的に取り入れ、国から環境特区として認定されている鵠見市の白鳥環境特区が舞台。
また、この町はかつて大規模な豪雨災害に見舞われた過去があり、現在でもその傷跡が残っているという萌えゲーにしては珍しく重めな設定。

キャラクターは主人公やヒロイン、サブキャラともにそれぞれの個性などがキチンと描き分けられています。ただ、萌えゲーらしく人物ではなくキャラクターとしての味付けなので、リアルさはあまりありません。掘り下げも浅め。

さて、恐らくは本作の最もたるマイナス要素と思われる主人公の雪人なのですが……控えめな表現で言うならばキチガイ。(ぇ
何故、キチガイなのかと言うと天然という言葉ではとても説明できないアホさ加減に尽きます。一応、本人には自覚があるようですが、気を付けなきゃと言った一日後には同じ失敗を繰り返す(それも一度ではない)など、鶏並みの記憶力と明らかに欠如した判断力を披露し、プレイヤーに正常な記憶力・判断力があることの大切さを教えてくれます。マイマザー無事に産んでくれてありがとう。
また、自分本位の暴走も度々見られ、「それはやっちゃ駄目だろ」。ということを息を吐く様に次々とやらかすその様は地雷原を駆け抜ける死に兵そのもの。
あまりこういうことは言いたくないのですが、正直、褒める点が見当たらず、現時点での2012年ワースト主人公と言わざるを得ないです。
常識に囚われない(知らない)キャラなのでライターさん的には非常に動かしやすい主人公なんでしょうけどねー。ユーザー側からすれば我慢できないほどではないにしても大分厳しいキャラです。ビジュアルも春哉の方がずっとカッコイイですし。
それにしてもボイスがなくて本当に良かった……。


キャラクターのCVはどれも合っていたと思います。また、あやか役の人は新人(?)さんぽいですが、それを感じさせない演技でとても良かったと思います。
ついでに言うと、杏子さんファンの方は普段は聴けないようなハジケた演技をミータで聴く事が出来るのでそこもポイントですね。

以下は男女別お気に入りキャラ。

男……春哉。
女……律佳、あやか、美優樹、理事長、真結希、ミータ。


キャラクターはどれも可愛く、掛け合いのテンポも良いので前述の主人公さえ気にしなければ楽しく読むことが出来ます。
特にあやかが体験版以降から本領を発揮し始め、非常に可愛いかったですね。気持ち悪いお嬢様キャラやうざったいツンデレという訳ではなく恥ずかしがり屋な女の子のキャラにしたのはGJと言わざるを得ないです。
その他ヒロインもそれぞれ可愛いので、この点が本作で一番魅力的な所だと思います。キャラゲーとしては優秀な部類かと。


テキストは読みやすいです。特に言うことのないエロゲ一人称。視点変更時はウィンドウの色が変わり、大抵モノローグ部分にその人物のボイスが入るので、間違っても混乱することはないでしょう。作中時間も常に左上に表示される上に、一日が終わるごとにアイキャッチも入るので時系列の把握も容易。(萌えゲーで時系列の把握が意味を成すのかはともかく)
ただ、テキストのブレはそこまでないのですが、複数ライター故か雪人を筆頭にキャラのブレがチラホラ。特にあやか、千毬辺りは特定の物事に対する考えかたがルートによって異なっていたりするので違和感を覚えました。


そして、シナリオについて。
お話の内容としては以下のような感じ。
十五年前に鵠見市を襲った豪雨災害で両親を失くし、自身の妹も行方不明になってしまった主人公・雪人は施設に預けられた後、苦労はしているものの平穏無事に学生生活を送っていた。
そんなある日、かつての故郷、鵠見市がニュースで取り上げられていることを知る。災害から十五年。復興の節目を迎えた市は過去の記録を一般公開することを決めたのだ。
災害による行方不明者が多々おり、再会出来ずにいる者も居る中、再会を果たした人が居るのも事実。雪人は記憶の片隅に、かすかに残る妹の面影を追い求め、鵠見市へと向かうことを決意する……。

とまあ、こんな感じ。話の展開としては鵠見市へと舞い戻った主人公が、単位互換制度を利用し期限付きでその学校に通いながら、自分と同じ境遇を持つ美優樹と妹捜し(兄捜し)をしていく、という展開。
基本的に仲間とワイワイ学生生活を謳歌しながら妹捜しをするという、そこまで中身がない内容なのでシナリオの重きは普段の掛け合いに掛かってくる訳ですが、ここに関しては十分、面白いと言えるレベルです。

ただまあ、前述の主人公がちょっと重要なシーンとかシリアースな場面でその凶悪さを発揮しちゃうのでそこは結構なマイナスポイント。
正直、二人三脚でのおんぶは( ゚Д゚)ハァ? って感じでしたけどこれはまあ、二人三脚自体がパフォーマンス的な意味合いが強く、観客が楽しめればそれでOKな雰囲気もあったので良しとしましょう。美優樹ちゃんの水着エロいですしね。ここは良い場面ですよ! とばかりに主題歌のインスト流すのは笑いそうになりましたけど。
た・だ・し! 重症の真結希を病室から許可もなしに自分の都合で雪が降る外に連れ出すのは完全にアウト。どこぞの西武のサヨナラデッドボールより酷いですよ、コレ。ここは本当に( ゚Д゚)ハァ?通り越して( ゚д゚)ポカーンってなったのは私だけじゃないはず。



あとはですねえ……明らかに上のような無味無臭の萌えゲーの中にシリアス要素をふんだんに組み込もうとした形跡が度々、見受けられるのですが、その悉くが存在をぼかした程度で掘り下げられず、明らかな伏線である千毬の両親の引きこもりの理由。雪人の情報がロックされていた訳。謎の組織(研究者の残党? 都市開発に関わっている企業?)の暗躍。災害が人為的なものor人為的なモノが原因で引き起こされた可能性(理事長の言と雪人の両親の手紙を鵜呑みにするならば、可能性というかほぼ間違いなく、天候操作か何かしようとしてその原因で災害が起きたと思われる)etc……。
雪人の情報ロックの件は両親が都市開発で重要なポストに付いていた研究者であることを考えると納得できなくもありませんが、その他は明らかにそこからシナリオを膨らませそうな要素であるにも関わらず、完全放置。
正直、書こうとして書いたは良いが、手に余るので放置した感じがあって何とも……。一応、妹捜しという目的、この作品最大のテーマ、妹の在り様なんかは完結してるので文句言うほどじゃないのかもしれませんが、ここまであからさまなモノを残されるとスッキリしないんですよ。書いたならキッチリ書けと言いたい。
しかも、それらがちゃんと書けば萌えゲーからは脱線するものの面白いシナリオになりそうな雰囲気がプンプンするので残念。
折角、味方(?)サイドに律佳さんとか理事長居るんだからねえ……? あやかも家族と和解させてあげれば家柄的に役に立ちそうだし、武力面ではミータも居るし。勿体無いなあ。


さて、ここまで盛大にディスって来ましたけど、褒められる点もあります。キャラの可愛さ、掛け合いの良さは前述の通り、あやかルートであやかの心が雪人惹かれていく様なんかはそれなりに良く描けていたと思いますしね。ここら辺正直軽くニヤついて居ましたよ、ええ。


音楽について。
BGMは曲数は平均的ですが、中々のクオリティ。世界観に合うように穏やかで優しく撫でてくるような音楽が多め。

ボーカル曲は以下の通り。

OP……いろんなカタチ
ED……ツナグミライ
の計二曲。どちらもエロゲ歌手の重鎮、Ducaさんらしい良曲。

お気に入りはいろんなカタチ。これは個人的にはDucaさんの曲の中では一番好きです。
儚さと前に向かう気持ちが表れた歌詞。優しいメロディにDucaさんの美声。全てがハイクオリティ。特に「もう、綺麗ごとは苦手でさ」、とか「カタチあるものなんていつも壊れやすいけどさ」、とかこの辺の歌い方がツボに入りすぎてヤバイです。この人の曲聴けて本当に幸せ。

あと今までのDucaさんの歌で良く見られた、ストレートなラブソングって歌詞じゃないのも個人的に好きな所。いや、そのストレートの歌詞であるPlatonic syndromeとかアマオトとかも非常に良いと思うんですが、個人的にはこころの種とかこれみたいなちょっと控えめなのが好きなんですよ。
え、お前の好みなんてどうでも良い? 仰るとおりです。


最後にエロについて。シーン数は以下の通り。
美優樹……5(本番2)
真結希……2
あやか……3
千毬……3
ミータ……1
真結希&ミータの3P……1

回数はまあ平均的。ただね、美優樹の本番少ないし、全体的に中だし少ないんですよ……。ここら辺が本当に残念。また、プレイの内容も平々凡々な和姦onlyなのであまりエロスが感じられないですね。尺は十分にあるので実用的ではありますが。
ただ、美優樹の兄妹とバレてからのオナニーの見せ合いは美優樹の尋常じゃない様子も相まってかなりエロいので必見。妹属性を持ち合わせていない私が言うんだから結構なモノなのではないでしょうか? あと下世話な話で申し訳ないですが、オナニーシーンで初めて抜きましたよ、はい。(ゲス顔)


感想は以上です。
悪くはないんです。ただ、マイナス要素のインパクトが強いあまりに駄作っぽく見えるだけで、萌えゲーとしてはまあまあの部類だと思いますし、掛け合いのテンポの良さ、キャラの可愛さなんかは十二分にあるので体験版のノリがあえば、買いであると思います……少し無理があるか。

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作品名波間の国のファウスト
メーカーbitterdrop発売日2012年6月29日
原画オダワラハコネ、ひなた睦月、とりしも、志岐シナリオ佐藤心
momiji、小倉みうムービーKIZAWA studio
対応OSWindowsXP/Vista/7お気に入り度7/10
ディスクレス点数76点
プレイ時間約15時間(管理人基準)



――どれだけ稼げば、取り戻せますか?
――答える言葉は、今はもう無い。




この腐った国を買い叩く、買い叩く、買い叩く! 

という訳で経済をテーマにした異色のエロゲ、波間の国のファウストの感想です。
いやあ、ハゲタカ大好きなんでこのゲームは公式サイトがオープンした時からずっと楽しみにしていたのですが、味のある良いゲームでした。

まさか、エロゲで企業買収とかバルクセールが見られるとは思わなかったので興奮してしまいましたよ……ただ、シナリオや主題歌、BGMは良かったのですが、絵の塗りやエロの薄さ、物足りないシステム面が足を引っ張っている印象でしたね。
あと、こんなにニッチかつ難しい専門用語が飛び交う題材なのに用語集的な機能がなかったのも残念なところ……ですが、魅力溢れる内容なのは確かですので、売れて欲しい! 切実に。

というわけで、以下は詳細な感想です。(一部ネタバレ部分は反転で読めるようにしています)




ちゃんと攻略できるヒロインは白亜のみです。嘘ではありません、本当です。というのも一本道なのですよ、このゲーム。
なので選択肢はもちろん皆無で攻略も糞もありません。ひたすら買い叩く……じゃなくて読み進めるのみ。シナリオの形式的には車輪やG線なんかの方式なので、一章ごとに一人ずつスポットが当たっていく感じではあります。ルート分岐はありませんけどね。
ただ、一つの章をクリアすると回想モードにif展開として、その章でスポットが当たったヒロインと結ばれるお話が用意されています。あくまでおまけなのでいちゃいちゃ分なんかを求めていると痛い目を見ますが、告白シーンやエロも用意されています。


システムについて。
スキップ、バックログ、オートモード、右クリックでのウインドウ消去など、最低限のモノは用意されているのですが、ウィンドウ濃度の変更、個別のボイス設定がないのが悔やまれます。
前者はなくても特に困らなかったのですが、後者は人物によって声の大きさが違ったので調整したかったですね……。声が小さいキャラに合わせると声が大きいキャラのセリフがうるさく、その反対も然り。目くじらを立てるほどではないのですが、快適か? と問われるとNOと答えざるを得ないです。


次に原画。絵に関してです。
背景はADVパートのものは綺麗なのですが、イベントCGになると途端に劣化するという良く分からない仕様。一応全部が全部ではないのですが、酷いものになるとちょっとこれは……と言った感じ。多分、塗りの問題なんでしょうけどね。妙にチャチな感じがするものが混じっています。

CGはと言うと、複数原画故かクオリティにかなりバラつきが……。男性を担当している志岐さんはイベントCGでの若干の崩れ以外は文句なしの出来なのですが、ヒロイン担当の方たちがちょっとなあ、という。
特にオダワラハコネさん担当のつぐみと白亜が立ち絵と一部のCGがイマイチ。逆にひなた睦月さん担当の凪は比較的安定している印象でしたね。まあ、一つ擁護しておくとイベントCGでは大体ヒロインも可愛く描けているのでそこは安心しても良いかと。
ただ、背景でも言ったように塗りがかなり悪さをしているように見受けられました。なんかチャッチいんですよ、本当に。ここが残念でなりません。


次にメインのシナリオ&キャラクターについて。
世界観は独自色が強く、一応は現代または現代からそう遠くない未来なのですが、舞台が直島経済特区という、分類上は日本でありながら、経済に関して独自の法律や制度が敷かれていたり、日本の本土とを繋ぐ経路は封鎖状態にある場所というかなり変化球な設定です。

キャラクターは主人公やヒロイン、サブキャラともに独自の信念や目的を持って動いており、描写の扱いに差はあれどそれなりに濃い感じです。
また、立ち絵のないモブキャラも中々の存在感を放っており、物語に彩りを添えてくれます。個人的に脇役がしっかりとしているのは好印象。良い物語には必須の要素だとも思っていますので、素直に賞賛したいですね。てか、杉野さんマジ良キャラ。

主人公の律也は外国帰りの腕利きファンドマネージャーの肩書きに相応しく、有能な人物で、過去に複雑な事情を抱えている、いかにもな主人公。一章辺りまでは天然染みたポカもやらかすので、彼の能力に疑問を持たれるかもしれませんが、二章からその本領を発揮し始めます。
また、基本的に冷静に物事を判断して、相手の一歩先へと動こうとするタイプですので、見ていてストレスも感じませんね。きっちりと見せ場を頂いていくのも好印象。やはり活躍しないと主人公とは言えないですから。
ただ、ボイス無しなのは残念。記者会見の時とかにボイスがあればかなり燃えただろうだけに惜しい。


キャラクターのCVは合っていたと思いますが、白亜とつぐみの演技がイマイチかなあと。逆に凪はサブキャラ勢含めても頭一つ抜き出た演技だったと思います。手塚りょうこさんGJ.

以下は男女別お気に入りキャラ。

男……律也、和彦、杉野。
女……白亜、サラ、リコ、凪。
?……カナタ。


ヒロインで一番好きなのは白亜なんですけど、破壊力が高かったのは凪ですね。やはり強気な女の子がデレるというのは非常に良いものです。
サブキャラでは和彦とサラが良い感じ。特に和彦はもっとなじってくれよお! とか、これ以上ないぐらいのドヤ顔で発するマイワードイズマイボンド(キリッ)なんかを始めとするネタ発言が多いのは置いといて、若干歪んでしまったとはいえ、根っこにある真っ直ぐな行動原理とかは男として共感するものがありましたね。
サラはもう後半の白亜との車内でのドジっぷりに尽きます。あれはずるいわ。

にしてもリコ姉ちゃんのエロがないのは納得行かない。


テキストは読みやすいです。特に言うことのないエロゲ一人称。ただ、前にも言ったように豊富なビジネス用語、オリジナルの用語があるにも関わらず用語集がないのはキツイですね。
これがあるとないじゃ雲泥の差があるので何とかして付けて欲しかったところ。


そして、シナリオについて。
なんですけど、体験版部分で既に中規模のネタバレがあるため、説明が難しい……。

お話の内容としては以下のような感じ。
数年の間、海外に渡っていた主人公・律也はとある目的のために故郷の直島経済特区に戻ることになった。その目的とは特区を統べる最大の企業、クロノスインベストメントの最高責任者――通称ハゲタカの後継者を決める試験を受けること。
立ちふさがるのはかつて置き去りにした幼馴染たち。胸に一物を秘めながらも律也は試験に勝つため、故郷でのビジネスを始めていく……。
※この世界のハゲタカは蔑称ではなく、栄えある称号として扱われています。

とまあ、こんな感じ。話の展開としてはハゲタカ試験に勝つため、直島ではほぼゼロからのスタートと言っても良い位置からビジネスを繰り返して成り上がっていく展開です。
ただ、裏側で渦巻く思惑や律也の真の目的、幼馴染との因縁などが複雑に絡み進んでいくシナリオは読み応えがあります。ぶっちゃけ、ビジネス以外の話……具体的に言うと姉さんの死の真相や幼馴染関連の話も割りと絡むのでビジネスパートは雰囲気だけ掴んで読み進める、てのでも全然楽しめると思いますよ。
また、ハゲタカの名に相応しく、企業買収の話も用意されていたりと、手に汗握るマネーゲームを楽しむことが出来るのも好ポイント。(まあ、ハゲタカなんて単語がメインにある割には全然買収なかったのは残念ですけど。もっとやろうぜM&A!)
しかし、物語全体で見るとビジネスと過去の因縁の話にかなりの比重が置かれているため、日常やヒロインとの恋愛なんかはほぼ皆無と言って言い状態なので、そこらへんも注意が必要。

後は全体として見るとやや短いながらも、大きな矛盾点もなく、良くまとまったシナリオなのですが、ちょっと特区についての説明が足りなかったかなあ、と。最終章まで来ても未だに不透明な部分があるのがなんとも……まあ、気にしたら負けといえばそうなんですけどね。


音楽について。
BGMは曲数は平均的ですが、中々のクオリティ。ピアノ主体の静かな曲が多いのが特徴ですね。また、メロディ自体はおとなしくも、テンポが速く、こちらの緊張感を煽るようなBGMがあり、それがディールのシーンに良くマッチしてるのが良かったですね。
孤空へとハンティング・グラウンドがお気に入り。

ボーカル曲は以下の通り。

OP……少女の空白プリズン
ED……全て移ろい過ぎゆくものは
の計二曲。

お気に入りは少女の空白プリズン。
もうね、この曲はやばいですよ。涼やかなメロディにmomijiさんの透き通った歌声、どこか切なげな歌詞。全てがツボに入ってしまい、もう今年のエロゲソングNo1はこれだよ!! と全力で言いたい名曲。今現在も元気にリピート中ですよ。
歌詞が本編……というかある人物を表しているのもGOOD。

あとでどうでも良いですけど、少女の空白プリズンの歌詞を検索して、このブログに来る方が多いみたいなので、耳コピですがフルの歌詞を。

空白を 溶かした 小部屋に 別れの 言葉を 置き去りにして

高く 高く 透明な空に 捧げる 涙と

心を撫でる 風は呼び声 今 君の 影は飛び去る

窓を閉じ 背を向けたまま この罪の報いに散った 花びらを独り探そう

重ねた 空ろな約束 もう一度 出会いを 辿ってみても

正解なんて 分からなくて 記憶を閉じた

心を撫でる 風は呼び声 嗚呼 君を思い出させる

窓を閉じ 膝を抱える この傷の痛みはきっと 永遠に癒えはしない

あてもなく 魂の種 ずっと ずっと 祈り続ける 世界を 嗚呼

どうか 心を撫でる 風は呼び声 今 君の 影は飛び去る

窓を閉じ 背を向けたまま この罪の報いに散った 花びらを独り探そう

花びらを独り探そう


最後にエロについて。シーン数は以下の通り。
白亜……2
凪……2
つぐみ……2
サラ……1
カナタ……1

回数も少なく、尺もやや短めなのがなんとも……一応抜けないことはないですが、もうちょい頑張れよ、と言いたい。白亜の二回目のエロは良かったけどね。一人だけ二回戦有りだし。
ちなみにおしっこは凪に1シーンあります。SEないけどな!(怒)


感想は以上です。
良いゲームでした。シナリオだけなら先月の大空、先々月のものべのを越えると思いますが、いかんせん一本道であること、絵やシステム、エロが足を引っ張ったのが70点台に甘んじた原因ですね。この辺りが普通に良かったら余裕で80点の出来なのですが……。
それはともかく、小説orドラマのハゲタカを始めとするエンタメ色強めの経済モノが好きな方、体験版が気に入った方には是非とも買って欲しい一本です。このまま埋もれてしまうには惜しい作品なので、ここは一つお願いします(笑)

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