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毎度の如くエウゲーのためクリアできる目処がまるで立たない……そんな訳ででテキトーな雑感でも。
プレイ時間は10時間越えたぐらいで、まだまだ話も序盤なようなので話半分で聞き流してくださいな。ついでに自分がやったことのあるRTSは信長の野望革新と三國志9くらいしか無いヌルゲーマーなので、ゲーム部分に関してもやはり聞き流してください。

よし、予防線は十分に張ったぞ!

以下雑感。

シナリオとテキストに関してはアテリアルの時の厨二臭がキツい上にテンポが悪く読み難いテキストから一転、遠回しな表現や厨二系にありがちな過剰な装飾が軽減され、かなり読みやすいテキストに変わりました。このくらいなら万人にも受け入れられる筈。
シナリオはシナリオでこちらも飛躍的に質が向上しました。(と言ってもエウゲーは姫狩りとアテリアルしかやってませんが)位置的には叩き上げの将軍である主人公が知恵と機転でどんどんと成り上がりって行く王道ストーリーに+して他国との戦争・ある事件を境に向き合うことになる国内での揉め事・事件の謎などとも向かい合う、架空戦記。雰囲気も良く出ていますし、また、前作よりもずっとキャラクターが立っています。
この辺はテキストの質の向上もありますが、男性キャラにボイスが追加されたことも大きいですね。やはり、ボイスが入るとキャラクターに重みが増しますし、物語の雰囲気にも厚みが出ます。途中ではありますが、シナリオとテキストに関しては今のところ隙なし。中盤から後半にも期待したいところです。

ゲーム部分は戦闘に関してはやはり、戦場にリアルタイムで存在できるのが三部隊同士しか居ないというのはやはり、少ないと感じますね。せめて倍ぐらいはあっても良いかも。この部隊数だと取れる戦術(出来るのは部隊入れ替えを使った人海戦術と簡単な陽動、それらを使って敵を引っ掻き回し、士気を溜めてスキルぶっぱくらい?)が限られてきますし、何より、それを誤魔化すためか戦闘の難易度を主にレベルの差によって作っているのが×。一応部隊同士の相性などもありますが、基本的にレベルに比重が置かれているため、そこら辺の楽しみが分かりませんでしたね。
おまけにそのレベル上げに必要な経験値が入る数が少ないので序盤は特にシビアな難易度。ついでにレベル上のために毎ターンやらざるを得ない演習もかなり面倒。ある程度レベル差が出来ればオート戦闘に任せられるものの、面倒なものは面倒。

戦闘に関してざっくりまとめると、コーエーの歴史シミュと言うよりも戦術性の低い三国志大戦と言った感じ。弓サーチや乱戦の仕様なんかはそっくりです。戦闘といえば、キーボードでしか一時停止出来ないのも痛いですね。信長革新みたいにマウスでやらせて欲しい。あとアルの初期スキルがクソ強いので戦闘で躓く人は是非使ってください、世界が変わります。
結構叩いちゃいましたが、つまらなくは無いんですよねー。なんだかんだで一度やり始めると熱中しますし、都市を発展させていくのも中々楽しい、戦闘もダルいですけどレベル差のある敵や敵国の首都を落とした時は達成感もありますし……それにシナリオが面白い。
アテリアルの時も感じたんですけど、凄く楽しい! って訳じゃないけど、やったらやったで何時間もプレイし続けられる不思議なゲーム。CGもシーン数も多いし、何よりエロいですしね。今のところは買ってよかったと思っています。最初にやってたラブリケ2放り投げて、今ではこっちばっかりやってますしね。

最後に……巷で話題のアルの声ですが、袋叩きにされる程悪く無いと思います。最初は独特のイントネーションに面食らいますが、慣れると可愛く見えてきます……BBA臭いけども。