2021年3月にmetalogiqから発売された、魔法少女消耗戦線 DeadΩAegisの感想になります。
最早死にかけと思われたcyc系列ブランドから放たれたるは原画・上田メタヲ先生、シナリオ・丸谷秀人先生のちょっとレトロな香りが漂うコンビの魔法少女モノ。
魔法少女なんて可愛い単語が出ているものの軍隊要素が強い上に消耗、という単語の通り、極限状況下でひたすらに少女たちがすり減っていく様が描かれるのでプレイヤー側としても中々にしんどさを感じるものがありましたね。
しかし、その悲と惨と苦とエロをガチガチに組み込んだシナリオにより久しぶりに面白い“アダルトゲーム”を見せてもらったと拍手を贈りたくなるような作品でございました。
後述する無視できないウィークポイントも幾つかありますが、オススメです。
キャラクターの配置や方向性はEmpressのLEWDNESSに近いところがありますが、あちらにはエロで劣りシナリオで勝るといった印象。
なのでLEWDNESSのシナリオにもっとやれたのでは? という感想を持った人にもこちらをオススメしたいところです。
以下は詳細な感想(一部ネタバレ部分は反転で読めるようにしています)。 【魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis 感想】の続きを読む